インサイトのINSIGHT 2.0

パラリンピックのユニホームと会社の椅子

2010年2月28日 19:17 - [ 経営 ]
▼熱戦を繰り返して、感動と涙を与えてくれた、バンクーバー冬季オリンピックが閉幕しました。
振り返ると、短く濃厚な17日間ではなかったでしょうか。スポーツには政治や国家間の紛争がないことを改めて感じました。

個人的には、カーリング女子、クリスタルジャパン チーム青森に睡眠時間を削って応援しました。(早朝の試合が多かった)
結果は予選敗退でしたが、カーリングのおもしろさを多いに伝えてくれました。胸を張って帰ってきて欲しいです。

この後は、マスコミではあまり取り上げられませんが、パラリンピックが同じくバンクーバーで開催され、熱戦が続くことなります。


▼皆さんは、このパラリンピック日本選手団のユニホームが、オリンピックのユニホームと同じことをご存じでしょうか?
また、つい最近まで、同じ日本代表なのに、オリンピック選手とパラリンピック選手の公式ユニホームが違っていたことご存じでしょうか。

これを発案したのは、当時の首相、故小渕恵三氏です。
1998年の長野オリンピック・パラリンピックから同じユニホームになったと記憶しています。

当時のパラリンピック選手のプライド・モチベーションに大いにつながったと思います。


▼外国人(特にアメリカ人)は、「フェアー(公平)である」ということに、とかくこだわります。
「あなたの判断は、とてもフェアーだ」とほめたり、「これは、誰が見てもアンフェアーだ」と反論します。

日本では、平等(イーブン)ということを重んじます。

公平と平等 どう違うのでしょうか?

「公平」というのは、ひいきすることなく全員にチャンスを与えてあげることです。
例えば、くじ引きを引ける人と引けない人がいたら、不公平になる訳です。

「平等」というのは、全員に同じだけの評価を与えてあげることです。
例えば、兄弟で年齢が異なっていても、同じ量のおかしを与えてあげないと、不平等になる訳です。


▼先日、弊社へ訪問されたキャリアコンサルタントから、社内で使用している椅子について話を聞かされました。
彼が大変、感動して話してくれたのは、全ての椅子が同じ製品のものであったことです。

多くの企業は、役職(地位)に応じて、デスクなり、椅子が違うそうです。
社長は革張りのハイバック、部長・課長は肘掛け付き、平は肘掛け無しのファブリック、アルバイト・パートはパイプ椅子とかです。

(ご自身の会社は、どうですか?)

彼の経験では、社長以下従業員の椅子の仕様・形状・カラーが違っていない企業ほど、組織がフラットである と言うのです。
口では、「我が社の組織は、フラットですよ」といい、社長室の社長椅子が、スゴイ豪華な椅子の会社は、どうも、信じられないそうです。分かるような気がします。

弊社は、全く何も考えず、全て同じ椅子を使用していました。(ちなみに机も同じです)
少しは、信じてもらえたかも知れません。


そんなところまで見ているのかと、キャリアコンサルタントは違うなと改めて関心しました。

ちなみに、よく「組織は、フラット」と言っています。(笑)